久々の更新で申し訳ない! が、自転車同様マイペースでいきます

 前回のポストからエライ時間が空いてしまいましたが、久々に筆をとります。タイトルにも書いたけど、自分のペースで書ければ、というのがコンセプトのひとつでもありますし(と言い訳がましくすみません)。

 

さて、サイコンという新たな武器を手にして、つい7月26日まではホームコースの荒川サイクリングロードや、さらに北上して実家のある川越まで出掛けるなど、休日は愛車のDomane SL6でポタリングを楽しんでいたのですね。

f:id:bellaluna4130:20200908171437j:plain
f:id:bellaluna4130:20200908171446j:plain
こちら、川越にあるオススメのうどん屋さん「真打」。個人的お気に入りは写真右のきのこつけ汁うどん。

f:id:bellaluna4130:20200908171453j:plain

おきまりのディズニーリゾート入口

 

他にも、ちょっと千葉方面まで足を伸ばしたり。『穂高輪花のチャリと飯。』という自転車で巡るグルメがホントに美味しそうな漫画で紹介されていた喫茶店を目指して、約120km程のロングライドをこなしたり。そのときの様子は、ザクザクっとGoProのアプリ「Quik」でまとめてみましたので、もしよろしければ。

 


カフェマキネッタを目指して 前編


カフェマキネッタを目指して 後編

 

ですが、です。先にも書いたように7月26日のサイクリングでやっちまいました。非常にお恥ずかしいのですが、転倒して右手首を骨折……してしまいました。今でこそ、こうやってキーボードを叩けますが、つい先週まではギプスで固められ身動きもままならずでした。いやー、転倒って怖いですね。GCN Japanの土井ちゃん(だったかな?)がYouTube番組で仰ってましたが「転倒したときには絶対にハンドルから手を離さない」を実践できていれば、手首を骨折することはなかったかも(別の怪我はあったかもだけど)しれませんね。

とまあ、怪我をしてしまったため2020年の夏はな〜んにも夏らしいことができずに終わりを告げようとしています。せめて秋は……思い切りDomane SL6で出掛けたいと思う今日この頃でした。

サイコンに食指を伸ばす

自分の脚質が“軽いギアで回転数で稼ぐ”タイプだとわかってから、サイクリングに出掛けた際には“とにかく回す! ひたすら回す!”ことにこだわってきた私。練習を重ねてきてベースとなる体力も備わってきたからか、「Strava(ストラバ)」での記録も徐々に向上してきました。ですが、そこでまた、よからぬ物欲がフツフツと……。

 

そうです。サイクリングガチ勢がほぼほぼ100%の割合で装備しているサイコンに興味が湧き始めました。コレがあればリアルタイムでの車速やケイデンスを知ることができるため、もっと効果的で意欲的なサイクリングが楽しめるのではないか、と思ったわけです。

 

早速、ネット上の情報を漁ってみたところ、ガーミンの製品が良さそうだな、と。

www.garmin.co.jp

まあ、購入するのであれば最新モデルがよかろう、ということで、Edge530、Edge830の2機種から選ぶことにしたのですが、結論からいうと自分にはEdge530で十分と判断。タッチ操作やサイコン単体でのナビゲーション機能までは必要ないかなぁ……というのが主な理由でした。

 

で、実際に装着をば! と構えていたのですが、各種センサーの取り付けは非常にカンタンでものの数分で終了。装着の仕方などは別のサイトにある情報に任せますが、それらの情報を見ればおそらく誰でも自分自身で装着できるでしょう。

 

使用感として私が一番感動したのがハートレートモニターの数値でした(あ、本体のみではなくセットの方を購入しました)。以前から「俺って心拍数、結構高めだよな」とは思っていたのですが、平均心拍数で150ちょい、最大心拍数の平均も199という……。あれ、確か心臓って生涯に拍動する数って決まってたよな? と、自分の寿命の短さを予想させてくれる数値であらビックリ。とはいえ、走行中に心拍数をチェックしてみると流して走っている時はだいたい160前後、坂などで負荷が掛かった時にグンと跳ね上がりはするものの息を整えればスッと下がる。その上がったり下がったりする様と自身の疲労度がリンクしているのが面白かったですね。

 

connect.garmin.com

これは、Edge530装着後初めて出掛けた時の記録です。

ホームコースは荒川サイクリングロード

愛車Domane SL6を駆って走るのは、もっぱら荒川サイクリングロード。購入したての頃は荒川の河口から平井あたりまで、少し慣れてきたら岩淵水門までの往復を楽しむようになりました(最近ではそこが道半ばの距離まで走るようになりましたが……それはまたの機会に)。

 

その際「何か張り合いになるもの、走行の記録が残せるものを」ということで、以前から使用していたiPhoneアプリ「Strava(ストラバ)」でログを残すようになりました。自転車を趣味としている方なら既にご存知かもしれませんが、このアプリのユニークなところは設定された区間をどれだけのタイムで走ったかや、おおよその速度などを知ることができるのです。

 

サイクリングを始めた当初は散々なタイムでしたが、ミニベロからロードバイクへ乗り換えたことで少し成績が良くなり、最近では練習を重ねてさらに向上(自己満足なので上は見過ぎない!)してきた実感があります。ちなみに、私の「Strava」のアクティビティを下に貼っておきますね。 

 

 

とはいえ、ですよ。それでもガンガンぶち抜かれるわけですよ。こちらは必死に回しているのにも関わらず。いわゆる「ガチ勢」って方々なのは想像に難くないのですが、せめて追い抜けはしなくてもそのハイペースについていく脚が欲しいな、と。そう思うわけですよ。だったら練習あるのみ! というのは、頭で分かっていても、さてどうすればいいのやら、です。

 

で、Youtubeだの雑誌だのを拾い見て練習プランを考えようとしたのですが、私の場合はそもそもの体力・持久力が論外で……。なので「まずは長時間一定速度以上で巡航できる身体を作る」ことにしました。

 

最初はAve.20km/hで荒川河口(といっても清砂大橋のたもと)から岩淵水門までの約25kmをメニューとして走れるようになるぞ、と。ですが、往路は良くても復路はキツい。非常にキツい。おまけに、河川敷なので風を遮るものがなくダイレクトに影響してくるわけです、風という名の見えない壁が。ですが、しばらく愛車に乗っていて気が付いたのですが、私の脚質自体重めのギアでもがくのではなく軽めのギアに落として回転数で稼ぐ走り方の方が性に合っているようでした。そんな気付きもあったりしつつ、最近ではAve.25km/hに近付けることもできてきたように思います。

 

 

世間は新型コロナウイルスの影響で大変なとこになっていますが、この頃は平和でしたねぇ。自分との戦いに没頭できたので。次回は、自分との戦いをより実り在るものにするべく、新たなアイテムに下心を出しちゃったエピソードを披露したいと思います。

 

購入したはいいけど、天気に恵まれない日々

いやー、仕事じゃないから記事を書くペースものんびりになってしまいますね。まあ、誰が読んで下さっているのかは分かりませんが……。

 

さて。昨年夏に納車されたドマーネSL6ですが、昨年中はあまり走らせることができませんでした。というのも、仕事がOFFとなる土曜日、日曜日に限って天気が悪い始末。さらには、非常に大きなダメージを与えた台風の影響もあって、サイクリングに出掛けるコース、荒川サイクリングロードも冠水してしまい、気持ちだけがはやっていました。

 

せっかく愛車を手に入れても走ることができないこのフラストレーションをどうしてくれよう、ということで、最低限必要な自転車アイテムを物色する日々を悶々と。ヘルメットとライトに関しては、自転車購入時にボントレガーの製品(フロント・リア)で揃えたのですが、屋内保管するからと買っていなかった鍵をAmazonでチェック。あれやこれや見て回った結果、コイツに決めました。 

 

 

 

そうと決まれば善は急げ。試乗に出掛けよう!

運良く私が住んでいる近所にトレックのコンセプトストア、サンクスサイクルラボ西葛西店があったので出掛けてみました。

 

www.trekbikes.com

 

普段、サイクリングをしている最中に目にしていたので気になってはいたのですが「ショップって一見さんだと入りにくいよね」と、勝手に妙な印象を抱いていたのです。だって、すぐに何かを買う訳ではない(そのときは)ので、申し訳ない感じで。

 

ですが、店に足を踏み入れるとそんな印象はどこへやら。スタッフさんは優しいですし、こちらが抱いている自転車ライフのイメージを巧く引き出してくれて最適な選択のお手伝いをしてくださいました。が、残念なことに2020モデルのDomaneはあれど試乗車の用意はない、とのこと。「高い買い物だから、一度は跨ってみたい!」と伝えると、「六本木のトレックストアなら置いてるかも」とのこと。早速Webサイトをチェックして行ってきましたともさ! ギロッポン

 

www.trekbikes.com

 

お目当てのDomane 2020モデルですが、各種グレードが試乗車として用意されており、早速試乗したい旨をスタッフさんへ。簡単なアンケートと身分証明書の提示で、いざ試乗コースへ繰り出しました。最初はコンポーネントシマノの105を採用したDomane SL5。今までドロップハンドルのスポーツ車なんて数えるくらいしか乗ったことがなかったのですが、いやはや、今乗っているミニベロくん以上にスァ〜ッと進む。滑らかに、それでいて速い。時代の変化なのか技術の変化なのか、単にミニベロくんが非力だったのか……いや、それはないか。などと、様々な感情を抱きつつ心は鷲掴みですよ。今のロードって凄いのね、と。

 

で、試乗を終えて具体的なゼニの話をしていると、「あれ、最上位のSLRも狙える?」などと感覚が麻痺。せっかくなので、とSLR7に試乗! この車両は電動変速機を採用しており、変速のためのレバー操作、というよりも指先でクリックするだけでよいため、また異なった感覚を味わわせてくれました。フレームの構造もSLシリーズとSLRとでは異なるのですが、正直私にはその明確な違いを感じることはできませんでした。

 

……コレだわ。試乗を終え、すぐさまソロバンを弾きましたよ。コイツなら自分が新しい相棒に求めていたものを備えている、それどころかお釣りがくる! と感じさせてくれ、具体的な購入シークエンスに入りました。

 

で、結局考えた結果、Domane SL6を新たな相棒としてお迎えすることに。貯金箱の中身はオーバーしませんでしたが現金の大半を使い切るのも……と考えていると、「ウチ、12回までなら金利無料ですよ。24回だとしても約3%」と嬉しいお言葉。現金での頭金に加え、残金をローンという形で最終決着しました。

 

納車は約2週間後。ワクワクが止まりません。

ワクワクの相棒選び。

新しい相棒を選ぶにあたって、

  1. ある程度汎用性のある機材とすること
  2. 貯金箱の中身を超えないこと
  3. 今の相棒同様、末永く愛せるものを選ぶこと

という約束を自分の中で設定しました。まず、1.に関してですが、自分自身の性格上ズボラなことこのうえないのでオールマイティに使えるものにしたいと。バイクやクルマで言えば、カリカリのチューンを施したスペシャリティは必要なく、快適な移動手段としての相棒がいい、という感じでしょうか。

 

次いで2.についてですが、これはもう改めての説明は不要ですよね。予算オーバーまでして背伸びするつもりはまったくない……ということです。そして3.は、今まで相棒として活躍してくれたミニベロくん同様5年10年その健脚ぶりを発揮していただきたい、という願望です。

 

これらの条件を念頭において新しい相棒選びをスタートさせたところ、ありましたよ。私好みのナイスなやつが。

 

www.canyon.com

 

ドイツはキャニオンというメーカーのシクロクロス(CX)バイク、Inflite(インフライト)。このシクロクロスという競技にも惹かれたし、競技で使用する機材なだけあり路面を選ばず走ることができる走破性能や車体の軽さ、そして何よりスタイルがいい! オマケにカラーリングも最高じゃないですか。加えて、通販専売というスタイルも相まって、使用している機材・素材・コンポーネントに比して非常にお手軽な価格で提供されていることも高評価でした。

 

が、唯一の難点は通販専売のデメリットでしょうね。実車に触れられる場所が極端に少ないこと。高い買い物ですもん。跨った感触や雰囲気、実際に試乗して決めたい! というオールドタイプな考え方なため、なかなか購入に踏み切ることが、ポチることができませんでした。

 

「さぁて、どうしたものか……」と時間が経過すればするほど“買いたい!”という衝動は波が引いていってしまうもの。実際、まあ今回は縁がなかったのかな、と思いかけていました。コイツを見るまでは。

 

www.trekbikes.com

 

トレックのDomane(ドマーネ)です。快適性を向上させつつレーシーな味付けも高いレベルで実現させているエンデュランスロードバイク、まさに多目的で使いたい自分にピッタリなヤツじゃない! と、鎮火しかけた購買欲がフツフツと再燃してきたのでした。

 

 

 

 

機材の差を痛感。悔しいです!

ザブングルの平べったい顔の人じゃありませんが、日々自転車に乗っていて痛感するんです。「ああ、この機材だと勝てない」と。

 

愛車、ブリヂストンのトランジット号でも街中では快適なのです。漕ぎ出しの加速は切れ味良いですし、小回りも利く。でもって折りたためるのでいざという場合は輪行という手段を活用できる。ですが、高速巡航性能だけはどうしようもなかったのですね。

 

ある日、お気に入りのサイクリングコースを走っていると、1台のロードバイクが。大変申し訳ないのだけれど、目算で100kg以上ありそうな体躯ですでに息も絶え絶え。「この人大丈夫かなぁ」なんて思いながら、こちらは80%程度の力で走っていたわけです。で、長い直線に差し掛かると、巨漢の彼はえっちらおっちらながらもグイグイ加速していくではないですか。こちらもフルに脚を使ってペースをあげていったのですが、あれよあれよという間にちぎられてしまったわけです。

 

この時思い知りました。「ああ、この機材じゃ勝てない」と。もともとの性格が負けず嫌いだったというのもあるでしょう。こちらはまだ体力に余裕がある、相手は息も絶え絶えな状態であるにもかかわらず、フル加速させても追いつけない。

 

でもわかるんですよ、アチラはスポーツ性能に振った自転車、コチラはあくまでもシティサイクルを快適にする自転車だということは。でもですよ? ああも見事なまでにちぎられると全く爽快感ないわけです。追いすがっても足元にすら辿り着けないのが本当にショックで……とはいえ、ブチ抜いたるわ! とヤンチャな走りがしたいわけではないのですよ。同じペースで走ることさえ許されない状況に絶望したのです。

 

で、思ったのです。いつか、機材を一新しようと。