機材の差を痛感。悔しいです!

ザブングルの平べったい顔の人じゃありませんが、日々自転車に乗っていて痛感するんです。「ああ、この機材だと勝てない」と。

 

愛車、ブリヂストンのトランジット号でも街中では快適なのです。漕ぎ出しの加速は切れ味良いですし、小回りも利く。でもって折りたためるのでいざという場合は輪行という手段を活用できる。ですが、高速巡航性能だけはどうしようもなかったのですね。

 

ある日、お気に入りのサイクリングコースを走っていると、1台のロードバイクが。大変申し訳ないのだけれど、目算で100kg以上ありそうな体躯ですでに息も絶え絶え。「この人大丈夫かなぁ」なんて思いながら、こちらは80%程度の力で走っていたわけです。で、長い直線に差し掛かると、巨漢の彼はえっちらおっちらながらもグイグイ加速していくではないですか。こちらもフルに脚を使ってペースをあげていったのですが、あれよあれよという間にちぎられてしまったわけです。

 

この時思い知りました。「ああ、この機材じゃ勝てない」と。もともとの性格が負けず嫌いだったというのもあるでしょう。こちらはまだ体力に余裕がある、相手は息も絶え絶えな状態であるにもかかわらず、フル加速させても追いつけない。

 

でもわかるんですよ、アチラはスポーツ性能に振った自転車、コチラはあくまでもシティサイクルを快適にする自転車だということは。でもですよ? ああも見事なまでにちぎられると全く爽快感ないわけです。追いすがっても足元にすら辿り着けないのが本当にショックで……とはいえ、ブチ抜いたるわ! とヤンチャな走りがしたいわけではないのですよ。同じペースで走ることさえ許されない状況に絶望したのです。

 

で、思ったのです。いつか、機材を一新しようと。