そもそも、なんで自転車?

四十路過ぎの手習いとして、何故自転車を選んだのか。その理由としてはいくつかの要因があります。一度急激に太った時期があり、ダイエットのためランニングを始めたのですが、膝が増加した体重に勝てなかったのでしょうね。激しい痛みに襲われ長続きしませんでした。

 

そこで白羽の矢を立てたのがスポーツジム。費用は痛手でしたが「痩せないと10年後の生存確率は半々」と真顔で主治医に言われた言葉が呪いのようで、結局半年ほど通いました。毎日2時間、なんとか都合をつけてはストレッチ、筋力強化、有酸素運動を。その際トレーナーから勧められたのが腕や脚を使う器具(名前失念!)。効率的に運動ができることと、自転車を漕ぎながら腕を曲げ伸ばしするため結構な汗をかくので「運動してる、俺!」と自己満足度も高かったのでお気に入りでした。他にもエアロバイクを漕ぐ際には踏み込む時に力を入れるのではなく引き上げる際に意識を足やお腹に集中させることでより効果が生まれる、とも教えていただき懸命に励みました。

 

が、結局は通っている期間では痩せなかったんですよね。辞めた翌月からみるみる体重が落ち始め、約30kgほどの減量に成功しました。ま、それだけベストな体重から大幅に肥えていた、ということですね。

 

で、当初の目的は達成しましたが、その体重をキープするために相性の良かった自転車でサイクリングすることにしたんです。移動は極力自転車で、運動では適度に負荷の掛かるコースを組み立てて今に至るのですが、また増加傾向なんですよね。このわがままボディは。

 

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西武球場の先の多摩湖にて。

 

足も痛まず楽しんで続けられる自転車。写真は、その相棒です。写真の解像度が低いのはご勘弁を。いわゆる「ミニベロ」というカテゴリーの自転車で、3段変速。片手でひょいひょい持ち上げられる軽さは非常に魅力的でした。今でも現役の相棒ですが、とあることをキッカケに“新たな相棒探し”に俄然興味が湧いてしまったのです。